ドローン外壁調査事業
従来の「打診法」とは異なり、低コスト・短時間・安心安全に調査が可能なドローンを使った調査方法です。
高精度な可視光・赤外線カメラを搭載したドローンを、飛行させて撮影。撮影した画像から、不具合とみられる箇所の有無を解析し調査結果を報告書にまとめます。
報告書は、最適な修繕計画の立案や建物の資産価値の根拠データとしてご活用いただけます。
大阪・京都・兵庫など関西を中心に、日本全国出張対応可能、事故防止対策も万全、安全第一の飛行をお約束いたします。
ドローン外壁調査のメリット
- 安心・安全な建物調査
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足場からの転落リスクがなく、高性能なドローンによる安全・安心な調査が可能。目視では確認できない箇所もお任せください。
- 定期調査に対応
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足場やゴンドラの設置・撤去が不要。最短半日~2日で作業が完了します。仮設費・人件費も大幅に削減できます。
- 調査時間とコストを削減
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安全で精度の高いドローン調査は「12条点検」などの定期調査にも使用可能。打診とも併用できるため、幅広い建物でご利用いただけます。
- 撮影データの活用
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高画質な撮影データは客観的な調査記録として保管できます。将来の調査時の比較・判断材料として最適です。
活用事例
- 特定建築物調査
(12条点検) -
・3年に一度の報告
・10年に一度の外壁全面調査(ドローンによる赤外線調査を行える) - 大規模修繕工事調査
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・ライフサイクルコストの見直し
・実施可否の判断(費用がかさむため、ドローンを検討する組合様が増加) - 雨漏り調査
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・局所的なのでコストも安く、急を要する人が多いため提案しやすい案件
・雨が降った翌日に調査することで、水が染みた箇所は赤外線カメラで特定可能 - 建て替え検討の事前調査
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・建て替え or 大規模修繕工事の判断を行うためのドローン調査が増加
・費用対効果が高く時間的節約、テナント(入居者)調整が簡単
可視光解析(主な劣化の種類)
目視調査が難しい建物を高精度カメラで撮影した画像をもとにひび割れや欠損などの損害箇所を検出する方法です。
赤外線解析
外壁調査の解析で使用される赤外線画像は、壁面表面の「温度」を可視化したもので、壁面の浮きや水分滞留といった劣化の有無を判断することができます。
浮きの仕組み
タイル(仕上材)が浮いている場合、タイルと建物の躯体の間に隙間ができ、空気の層ができます。空気の層ができると、タイルから躯体へ温度が伝わらずタイル表面に熱が残ることになります。そのためタイル浮きの箇所は、タイル浮きの無い健全箇所に比べて高い温度を示すため、周辺より温度の高い箇所は「タイル浮き」の可能性があると判断できます。 |
水分滞留の仕組み
タイルのひび等から雨水などが入り、タイルと躯体の間に水分がたまっている場合タイルの熱が水分へ逃げるため、周辺より温度の低い箇所は「水分滞留」の可能性があると判断できます。 画像は壁面に亀裂が生じてその隙間から雨水などが侵入し、水分滞留が見受けられる状態です。 このまま放置していると経年劣化によりさらに亀裂ができ、剥がれ落ちる危険があります。 |
DJI社製 ドローン機 Matrice300RTK
最大飛行時間約55分、6方向障害物検知といった高い機体性能に加え、温度分解能0.05℃の高性能赤外線カメラ、最大200倍ズーム可視カメラ、レーザー距離計測機能が1つになったカメラジンバルを搭載。 |
DJI社製 高性能赤外線カメラ H20T
パワフルな ズームカメラ |
23倍ハイブリット光学ズーム、最大200倍ズーム 20 MP 1/1.7インチ CMOSセンサー 動画解像度:4K/30fps |
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広角カメラ | 35mm判換算焦点距離:24 mm DFOV(対角視野):82.9° 12 MP 1/2.3 CMOSセンサー |
レーザー距離計 | 範囲:3 m 〜 1200 m 精度:± (0.2 m + D×0.15%) |
放射分析 サーマルカメラ |
DFOV(対角視野):40.6° 解像度:640×512、フレームレート:30fps 温度分解能:≤ 50mk@f1.0 (NEDT) |
大阪・京都・兵庫など関西を中心に、日本全国出張対応可能、事故防止対策も万全、安全第一の飛行をお約束いたします。
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